日時:2019.07.6(土)  18:00~21:00
場所:文京シビックセンター練習室2

参加者 (敬称略・あいうえお順  *賛助 )

指揮:萩原
T1:(4名) 国分 高木 寺尾 村田
T2:(5名) 宇野 江守 佐藤 冨田  岡部(記)
B3:(5名) 石橋 奥村 清田* 高島 福井
B4:(6名) 木田 木戸 甲和 鈴木 樽井* 渡邊

ピアノ:坂田

萩原さんの指導で「くちびるに歌を」を、練習しました。
内容は、「1.白い雲」から「3.秋」までを練習し、最後に「4.くちびるに歌を」
通しました。

(■は、翌日7/7での指示であり、二度手間にならぬよう併記しました)

注 ドイツ語のウムラウトは記載していません
注 ドイツ語の発音に対する注意が多々あったが、文章では伝わりにくいので大阪(も
しあれば東京も)の動画を見てください

<発声練習>
〇息を吸うときに、軟口蓋を上げる癖をつけること
〇息を吐くときも、吸う感じで体幹を意識する
〇スマホの自撮りモードで自分の顔を見ながら、口が開いているか確認する(案外空い
ていないはず)
■「ろろろろ」「のののの」「みみみみ」で、舌と別のところが鳴っているように。特
に鼻腔あたりで。

「1.白い雲」
※全体にテンポ走り気味。走ると指揮者がコントロールできなくなる。
※子音にかける時間は子音ごとに違うが、特に出だしの「sie schwe - ben」はすべ
て時間がかかる子音であることを意識して。

〇(10)全 一拍ごとに突くような歌い方は不可。「schwe - ben」「wie - der」
は一つの単語である。
〇(17)全 「scho(-ner)」は早く上がること。また一つの単語はスラーで
〇(23)B2 B2は勝手に歌うのではなく、B1に寄り添う感じで歌うこと。特にB1がメロ
ディーのところは譲ること。
〇(23)B12 さらにここはT12がメロディーなので、B12はT12を立てて歌うこと。
〇(32)T2B2 「(ges-)se(-ner)」は濁らない
〇(33)T2 「scho」の音程しっかり。前小節の「ges」と同じ音程である。
〇(35)T1B1「メロディの」しっかり
〇(41)全 「schau」の語尾の子音処理をしっかり 「au」はどちらかというと「o
」の感じで
〇(41)B2 「schau」の音程しっかり
〇(42)全 「(wie-)der」平べったい「e」はダメ
〇(61)B1 「Kein Herz kamm」(理解できる心がない)は出だしのkを立てて、P
でしっかり歌う
〇(69)B1 「ein Wis-sen」のリズム正確に
〇(67)B1 跳ねない(スラー気味で)
〇(72~)T2 音程しっかり
〇(106)全「Meer」 は「ミィェール」と「イ」は短く(「メール」のつもりで)
〇(129)全 mpに落とす
〇(132)T1 「(ただよいゆ)く」はきれいな音で
〇(131)全 ritenであり、指揮見る
〇(146)T1 音程しっかり (T1がもし音程下がったら他パートは合わせること)
■(146)T2 音程しっかり

※ 原則として。長母音は縦に開け、短母音は横に開ける つもりで
※ 歌はOKなので、詩のイメージをもって歌うようにすること。

「2.わすれなぐさ」

※ハミングは硬い音だと唸るので、硬い響きは不要。幅をもって唸らないようにするこ
と。
※B1の出だしは神秘的に歌ってほしい 「わすれなぐさ」はドイツの民話がある。ネッ
トで調べてみてほしい
※ハミングは大阪も入れて人選する予定
※t2に対して2拍3連符は指示するので指揮見ること

〇( 5)T2 「み(そらの)」「み(ずあさぎ)」の「み」は上から軟口蓋に沿わす。
体幹はどっしりと
〇(14)T2B12 「Ein」集中して
■(19)T12B1 「steht」 音符は短いが「シュテイート」
〇(P24~25) B2 音程が下がり上の3パートと乖離するので注意。mfが最大。低音
をことさらに響かす声は不要。
〇(35)全 accelを意識
■(44)T12B1 「Ein」は2拍のところと1拍のところが違うことを意識して

「3.秋」
※出だしの「葉が落ちる」はT2は良いが、T1はもう少し音程を注意してほしい
※また、「葉が落ちる」は無声音にならぬように。聞こえるように。

〇( 1)B2 「fal-len」の「len」は丁寧に。しかもアクセント無しで。
〇(P32下) T2 遅れない
〇(32)T2 「Wir」ヴィァ とかるく「ァ」を入れること
〇(34)B1「われわれは」は最初から強くしない。また「落ちる」とは死ぬことである
という意識を。
〇(41)B1 「おちる」下から押さない。また3拍目を揃える
〇(P35下)B2 走らないこと
■(47)T2 「はがおちる」音程しっかり
〇(54)T1B2 「fa-len」はfでしかもアクセント
〇(P42~)B12 ピアノを聞いて
■(66)B2 「Wir al-le」は「ヴィ-アッレ」の伸ばしている「ァ」は巻く
■(82-)T2B1 「ひとりいる」は「ひ」は長く 「いる」は揃えて
■(92)全 リズム悪い 指揮を見る

「4.くちびるに歌を」
※出だしは、ゆっくり大きなフレージングで

〇( 9)全 「Lip-pen」 促音の「っ」は不要 「P」の子音を丁寧に
〇(11)全 「Klang」のkは立てる
〇(15)T1 「bang」上がり方上手に 気持ちをもって上がること
■(53)B2 「くちびるに」音程しっかり(音が下がりやすい場所を意識しておくこと

■(57)B2 「(う)た」は後押し不可。最初から出す
■(58)B2 「くちびるに」音程しっかり(音が下がりやすい場所を意識しておくこと

■(59)B2 「(も)て」音程しっかり(音が下がりやすい場所を意識しておくこと)
■(62)T2 ハミングは身体を使って
■(64)全 「た」にアクセント
■(77)全 ritかかる 明るい音色でcressしていく
■(85)全 「Hap」口殻あげて 歯とくちびるは離す
■(88)全 ppで響くように 委縮してはダメ 豊かな響きで
■(98)全「mag」語尾の処理は子音突かないように
■(101)T2 パートソロ最初の「den」は音符は短いが長母音「デーィン」
〇(106)全「Lied」の語尾の子音処理しっかり 3拍め(の終わり)でそろえる
〇(101)T2 パートソロ なめらかに
■(126)全 riten 飛び出さない
〇(138)全 ピアノのあと4拍延ばすぐらいで

■子音は口に力を入れず、きれいに
■T1はレガートを作ろうとして力を入れぬように。息の流れでレガートを歌うこと

特記事項
〇練習前は、大阪のYouTubeを見て、萩原さんに何を言われるか戦々恐々としていた。
〇各自の自習の効果もあり萩原先生から「こういう練習がしたかった」との言葉をいた
だいた。

次(々)回練習
7 月 7 日(日)萩原指揮者(  〃    ) 9:30~12:00 文京区男女平等センター研 B

東京都文京区本郷 4-8-3 本郷真砂アーバンハイツ 1F TEL 03-3814-6159

7 月 13 日(土)     総合練習(総仕上げ)    13:00~17:00 文京シビックホール
練習室 2

以上 報告者 岡部