日時:2019年3月2日(土) 14:00-17:00
場所:新宿文化センター
参加者(敬称略)
 萩原先生
 ピアノ 坂田先生
 T1:高木、国分、村田、寺尾        4名
 T2: 宇野、冨田、佐藤          3名
 B1: 福井、高島、石橋                                    3名
 B2: 木戸、木田、鈴木、甲和、樽井(*) 5名
 (*)賛助
今回は萩原先生による「くちびるに歌を」の練習でした。
1。「白い雲」
  7小節目(全)出だしの”O “は感嘆詞。mfだが力強く。
  10小節目(全)”shweben”の”e”は”イ”と”エ”の間。口角をあげて。
  15小節目(全)”dien”の”e”は口を閉じ気味に。
  16小節目(全)”bessemer”の”語尾の”r”はあまり巻き舌にせず軽く巻く程度(他の語尾”r”も同様)
  17-18小節目(全)”Schoner Lieder”はもっと滑らかに。
  32-35小節目(全)mpから緩やかにcresc。35小節目で mf、40小節目で f を目標に。
  32-34小節目(T1B1) “かすかな かすかな”の”か”はもっと子音kを立てる。
  41-43小節目(全) “ sie schweben wie der wie leise —“はリズムを立たせない。もっと滑らかに。
  50小節目(T1) “かなたへ”の”か” の子音kを立てる、かつ丁寧に。
  61小節目(B1) “Kein”の”K”の子音を立てること。
  62小節目(B1) “Herz”の語尾 rzは必ず巻き舌にすること。
  65小節目 (B1) “dem”は長母音。少し長めに。
       67小節目(B1) “nicht”の語尾 t は強調しない。小さく。
  72小節目(T2B2) “かなしみと”の”か”の子音kを立てて、少し長めに、
  113小節目(全)”しろいくも”の”し”の出だしが遅れないように。出だしの前に大きなブレスをしないこと。
  116小節目(全)”わすれられたうつくしいうたの”のテンポが遅れないように。
  125-127小節目(B1B2)”ただよいゆく”はもっと滑らかに。129-131小節目(全)”ただよい–“も同様。
2。「わすれなぐさ」: まだまだ譜読み必要
  2-10小節目(全) “ながれのきしの—“ “みそらいろの— “ はもっと滑らかに。言葉単位でスラーがかかっている感じで。
  14-15小節目(T2B1)”Ein “の—in”はもっとはっきりと発音する。”Blumchem”の”Blu—“はテヌートで。”—chem”は”シェム”。
  14-25小節目(全)全体的に大きくならないように、落ち着いて、静かに。
3。「秋」:まだまだ譜読み必要
   3-14小節目(B1) “Die Blatter fallen””fallen wie von weit”の繰り返しは”呟く”ように。
   88小節目 (全)”かぎりなく—-”はもっと響く音で。
4。「くちびるに歌を」:全体的にゆったりしすぎ無いこと。
  7小節目(全)出だしの”Hab —“はやわらかく出ること。
  9小節目(全) 4拍目”mit”はもっと軽く。
  12-15小節目(T1) “macht aus des — “のスラーがついているところはもっと滑らかに。他同じパターンのところも同様。
  19小節目(全) “mag” の”g”はもっとはっきりと。
  29小節目(全)”くちびるに-“の最後の”-“の部分をおざなりにしないこと。
  74-77小節目(全)  p→ mf 、p→mf、 p→fの繰り返しは湧き上がるようなcrescで。必ずいったんpに戻すこと。
  78小節目(T2B1)” la la la”は弾むように。明確な音階ではっきりと。
  94-小節目(全)”Hab’ ein—“の f は乱暴なfにならないように。
  126小節目(B2) “O くちびるに”のところでriten.になることを忘れないように。
萩原先生から最後に下記のお話がありました。
    ◯リズムが難しいところはまずゆっくりと練習する(メトロノームを使って)。
    ◯本番までに歌えるようになれば良い、とは思わないこと。
     ➡︎十分な自己練習を!
次回練習は3月9日(土)14:00-17:00 @新宿文化センターで「水のいのち」です。
                               以上 高島(記)