日時:2017.11.25( 土)14:00-17:00
場所:文京シビックール練習室
参加者:敬称略
指導:石川先生
ピアノ:坂田先生
T1 : 国分、村田    2 名
T2 : 宇野、冨田、岡部   3 名
B1 : 福井、高島      2 名
B2 : 木戸、木田、鈴木   3 名

前半は発声指導
これまでの指導の再確認。

①歌うときは、
・縦を意識する(和音進行を意識する、三度の音、五度の音等)
・横を意識する(音階を意識する、特に半音で気を抜かないこと)
が大切。

②また、
・鉛筆 トントン練習(音を上から見下ろしながら、おいていく練習)
→最高音のとき一番遠いところでトン
→目は全体を俯瞰するように

・ゴム紐横ビョ~ン練習(ゴムひもを伸ばす気持ちで、気を抜かない練習)
→出しやすい音でも気を抜かないための練習
→ロングブレスで伸ばす音が一番危ないので注意するための練習

※テナー系(ベース系でも時には)ゴム紐縦にビョ~ンでもよい
首をややうつむき加減にすることを忘れないこと

③発声時の姿勢
・腰骨を寝かせると、膝が軽く折れて、首も自然に少しうつむくはず。
(親指を前にして腰に両手を添えて、腰骨を寝かせる)

④呼吸のやり方(その1)
・ラジオ体操の両手クロスの動きを利用したブレスの練習。
息を吸う →真横に広げた両手を下弦の弧を通って胸の前でクロスさせる。
この時膝は軽く屈伸する。
手は重力で落ちるイメージで
息を吐く →胸前でクロスした手を片方づつ水平に横に広げ最初の形に戻す。
息がなくなるまで手を止めない(または止めない気持ちで)
口や顔には力を入れない、無理に音を出さない

※声が出ない原因の大半の理由はブレスが悪い

⑤呼吸のやり方(その2)
・両手で砲丸投げの動きを利用したブレスの練習
息を吐く →前に突き出している手(手のひら上)をだんだん後ろに
同時に後ろの手(手のひら前)をだんだん前に
息を吸う →両方の手のひらだけ向きを変え、この時に吸う
(最初の形に戻る ただし左右対称)

⑥声を出す(その1)
・どちらか一方の手を上限の弧を描いて前に出しながら発声。
声が出る前から動かし始めるのがポイント。

⑦声を出す(その2)
・ドレミファソファミレド で球をなでるように、手を丸く動かす
最高音で手は球の一番下になるように

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<歌唱指導1>(待ちぼうけ 最後のフレーズを徹底的に練習)

①「木の根っこ」 「お」の母音はタレる・音も下がるので意識を保つ。

②「っ」(促音) 勢いのある音。だから次の音で勢いが死なないように

③体の一部を突っ張って歌うと自分にはよく聞こえるが、実は声は出ていない。
この錯覚を何とかできるとよい (自分の録音を聞く等)

④音の輪郭が見えると、音量が少なくても客に届く。

⑤音の方向性を見失わないこと。みんなでそろえること。
特に最後の音「木の根っこ」の「こ」の音
自分の出した音を、カラースプレーが口から噴き出しているように感じること

⑥オクターブユニゾンのパート(セカンドとベース等)は互いに意識すること。
例)セカンド・・・下の支えはベースがあるので、その上を付けるイメージ
※ 他のパート聞くのは実は大変難しい。

⑦べースもゴム紐縦にビョ~ンと出すイメージで

※バリトンが素晴らしい音を出していた。石川先生も褒めておられた♪
(個人的には鈴木さんの声の素晴らしさにびっくりしました)

<歌唱指導2>(見上げてごらん夜の星を)

パートごとに指導いただいた

次回
■12月 2日(土)永訣の朝 9:30~12:00 新宿文化センター第2会議室

■なお、次回以降のボイトレ練習から 「愛する歌」を使います。
12月23日(祝) 石川先生 14:00~17:00 文京シビックホール練習室2
※賛助団員の方もふるってご参加ください
以上 岡部(記)