大阪公演

■2008年7月20日(日) ■ドーンセンター

■出演者
大阪の団員33名、東京の団員7名、現役学生3名、客員10名の合計53名(指揮者を含む)
■プログラム
1.林 光編曲「日本抒情歌曲集」より
箱根八里、椰子の実、お菓子と娘、カチューシャの唄、待ちぼうけ
指揮 三木秀信 ピアノ 武知朋子
2.伊藤海彦作詩、大中恩作曲「島よ」 指揮 甲和伸樹 ピアノ 武知朋子
3.木下牧子作曲「わたしはカメレオン」 指揮 萩原寛明 (アカペラ)
4.ヨハン・シュトラウス作曲「美しく青きドナウ」 「酒・女・歌」
指揮 青山令道 ピアノ 武知朋子
アンコール マルシュナー作曲「Sta(e)ndchen」 指揮 青山令道
シュワーベン民謡「Muss i denn」 指揮 桂 豊

■報告(子安一男)
大阪男声は、2001年から毎年続けてきた定期演奏会を今年も7月20日(日)にドーンセンターで開催した。今年で8回を数える。
2年前から導入したプロの指揮者と歌手を客員として招く路線を今回も踏襲した。
今年初めての企画として、東京支部の練習指揮をしてきた甲和伸樹さんに1ステージ指揮をお願いし、全ステージを男声合唱で構成した。
この日は大阪は今年最高の気温になり、ステージもいつになく熱く、出演者は熱演と高温で汗だくになった。入場者数は433名。
いつものようにステージマネージャーと受付係りに現役の学生が活躍してくれた。

東京公演

■2008年7月27日(日) ■トッパンホール
■報告(子安一男)
昨年初めて大阪男声は東京に進出し、大変好評を得たので、今年も大阪の定演の1週間後の7月27日(日)に、場所も昨年と同じトッパンホールで2回目の東京演奏会を開催した。
前日の夕刻に荻窪の’かん芸館’を借りて、大阪、東京の合同練習を行い、演奏会に臨んだ。
プログラムは大阪と同じで、出演者は大阪の団員24名、東京の団員15名、客員10名の合計49名であった。
入場者数は、昨年は427名で満席になり、立見まで出たために今年は制限したのが効き過ぎたのか、303名であった。
OBの堀さんと佐々木さんが総合マネージャーとステージマネージャーを、聖徳大学の女子学生さんがに譜めくりや受付係りを昨年に続いて担当され、演奏会を支えて頂いた。
終演後ホール内で打ち上げを催し、ゲストや聴きに来られたOBも加わって、演奏会の成功を祝い、東京、大阪の交歓で盛り上げた。

今年はレベルの高い曲が並んだため、練習はきつかったが、真摯に取り組んだ成果が出て、去年よりも更に充実した演奏が出来た。プログラム構成もバランスが良かったと喜ばれ、大阪、東京とも去年よりも更によい演奏で、男声合唱の魅力をたっぷり楽しめたと多くの賛辞を頂いた。

瀬戸公演

■2008年9月21日(日)14:00開演 ■瀬戸蔵つばきホール(座席数350)

大阪男声は7月に大阪の定期演奏会と東京演奏会を終えて、いつもなら新しい曲の練習に滑り出しているところであるが、今年はもう1回、愛知県瀬戸市で演奏会を開催した。
瀬戸市は青山団長の出身高校の地で、地元から大阪男声の演奏会を招聘された。同窓会を中心とした地元の協力を得て、大阪男声としては大阪、東京以外の地で初めての演奏会を開催した。
プログラムは大阪、東京のプログラムで、第2ステージを、昨年演奏した「梁塵秘抄」其の三に入れ替えたものとした。

■参加者
T1 名迫、辻、山口、内田、#秋本、#中村、#三木 7名
T2 子安、木村、中村、糟谷、田村、細谷、藤本、詠田、野上、高橋、#越野、#坂本 12名
B1 近藤、田口、荒木、片桐、前川、豊原、#津国、#西村 8名
B2 桂、大島、中野、青山、三瀬、田嶋、菅原、#砂場、#畑、#萩原 10名
#印 客員  合計 37名
ステージマネージャーとして現役の奥村、西田が参加。

■演奏曲
1.林 光編曲「日本抒情歌曲集」より 指揮 三木秀信
2.青山政雄作曲「梁塵秘抄」其の三 指揮 青山令道
3.木下牧子作曲「わたしはカメレオン」 指揮 萩原寛明 (アカペラ)
4.ヨハン・シュトラウス作曲「美しく青きドナウ」「酒・女・歌」 指揮 青山令道
アンコール マルシュナー作曲「Sta(e)ndchen」 指揮 青山令道
シュワーベン民謡「Muss i denn」 指揮 桂  豊
「酒・女・歌」のIntroduction を再演 指揮 青山令道

■報告(子安一男)
前日に今年初めての台風が通り過ぎたが、なお雨足が残るはっきりしない天候の中、大阪方面から名古屋で名鉄瀬戸線に乗り換え、終点駅まで揺られて会場に集合した。
11時から一通りステージで練習して開演を待つ。1時間以上前からお客さんが集まり始め、14時の開演には客席は8割ほど埋まった。
「箱根八里」で始まった演奏は、この地では珍しい男声合唱の重厚な響で客席に感動の波を広げていった。順調にプログラムは進み、アンコールは「Muss i denn」で終わるところを、もう一曲青山団長の指揮で「酒・女・歌」の導入部を再演してサービスした。
客席の反応は素晴らしく、長い拍手と、上手な歌をたっぷり聞かせてもらって感激したという賛辞をいくつも頂いた。
前日に練習が無かったので、幾分不安はあったが、3度目のステージになれば、そんな不安は打ち消して、歌う方もステージを楽しめた。
瀬戸まで日帰りの行程と、舞台が意外に暑かったことで、いささか疲労感が残ったが、終演後の打ち上げには聴きに来られた同窓会の方々も同席されて、和気あいあいのうちに瀬戸演奏会の幕を閉じた。